
マウスピース型矯正
マウスピース型矯正
患者様の歯型に合わせ、マウスピースを作製し、およそ1日20時間装着していただき、歯を動かしていく矯正装置です。透明のマウスピースを使用するため、口を開けたときに矯正装置が目立つ心配がありません。2025年現在、全世界で1000万人以上の治療実績があり、日々研究開発がなされているアメリカのインビザライン社のマウスピースを当院では導入しております。当院では、矯正治療を専門に行うドクターによる検査、診断の上、インビザライン治療をご提供しております。必要に応じて、ブラケットなどの固定式装置や歯科矯正用アンカースクリューも併用し、できる限り患者様のご希望に合わせた治療方法をご提案いたします。
また、実際の治療がスタートした際に、予測していなかった歯の移動が起きた際にはリカバリーすることも求められます。歯科矯正学を学び、大学病院矯正歯科に勤務経験のある矯正歯科治療を専門に行うクリニックでの受診を推奨しております。
患者様のお口の中をスキャンし、現在の歯並びをモニター上に再現いたします。簡易的なシミュレーションとなりますが、治療後の歯並びをお見せすることも可能です。ドクターと患者様で共通のゴールイメージを視覚化することで、モチベーションを高めて治療に臨んでいただけるかと思います。現代のこのような口腔内スキャナーが世界的に普及しております。デジタル化された現代の矯正治療の入口は口腔内の精密なスキャンから始まるといっても過言ではありません。
矯正力に方向性を持たせるためにアタッチメントという樹脂でできた小さな突起物を歯の表面に付与いたします。アタッチメントの形状により作用させる力が変わるため、歯の移動目的をかなえるために最適なアタッチメントの選択と付与を心がけております。
歯と歯の間のエナメル質に1mm程度ヤスリをかけることで、歯が並ぶスペースをつくります。歯列弓全体や局所的に処置させていただくことがございます。このIPRは歯に過度な侵襲を与えるようなことはありません。必要最小限の削合量を心がけておりますので安心ください。
上顎と下顎の歯あるいはマウスピースにゴムをかけ咬み合わせを調整いたします。顎間ゴムの使用状況により、治療期間や終了時の咬合状態に影響を及ぼします。患者様には、マウスピースの使用と同時に顎間ゴムの使用にご協力をいただいております。
当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置「インビザライン」の有効性を認め、治療法として導入しておりますが、医薬品医療機器等法(薬機法)において、いまだ承認されていない医療機器となることから、その使用に際しては医療広告ガイドラインにより必要情報の明示を求められております。当院では、下記にて明示いたします。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置である「インビザライン」は、薬機法上の承認を得ていません。
当院ではマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置「インビザライン」を米国アライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc.)の日本法人インビザライン・ジャパンを通じて利用・入手しております。
国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置製品名:インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)に医療機器として認証を受けています。